子の台湾国籍取得の方法

子の台湾国籍取得の方法 国際結婚

国際結婚で、結婚の次に大変なイベント、それは出産です。

日本は二重国籍を禁止していますが、日本で生まれたどちらかの親が外国人の子は、20歳になるまで国籍を留保されますので、産まれたら出来るだけ早い段階で国籍取得の手続きをしたいですよね。

ただ、これが結構大変なのです。

「どこで出産するか」

日本で出産するか、台湾で出産するか、で必要な手続きが異なります。

どちらにせよ出産後にもう一方の国へ渡航して国籍取得の手続きが必要になります。

日本と国交のある国なら渡航の必要はない国が殆どでしょうが、日本と台湾は国交がない(正式には、日本が台湾を国として認めていない)ので、国家間の領事事務がない分自分で渡航する必要があるんですね。

話が長くなりましたが、ここでは日本で出産する場合についてお伝えします。

台湾で出産する場合の手続きについては、後日改めてお伝え出来たらと思います

子の台湾国籍取得に必要な手続き

日本での手続き

駐台弁事処にて定居証副本を申請

※定居証という在留ビザのようなもの。

もちろんビザなしでも入国出来ますが、国籍取得手続きをする場合は必要なのです。

台湾での手続き

子と共に台湾入国

移民署で定居証副本を原本に引き換える

戸政事務所で戸籍届出

外交部で台湾パスポートを申請

衛生所で母子手帳発行と児童手当申請

台湾パスポートで出国

大体のスケジュール目安

※必ず事前に弁事処に必要書類を電話確認!

※「小さい赤ちゃんを連れて海外なんて行けないわ!」という方は、出生届の写しの請求先が、市役所から本籍地管轄の法務局になります。そこだけ注意してください。

出産後15日以内、市役所で出生届提出

出生届提出同時或いは数日後、市役所で出生届の写し2通発行

台湾の戸籍謄本請求、早めに台湾にいる親族に頼んでおきましょう

出生後2ヶ月、初めての予防接種後に保健所で、予防接種済証明証を発行してもらう。

出生後2ヶ月、日本のパスポート作成

出生届の中国語訳文を作成

出生後3ヶ月以内に、駐台弁事処にて定居証副本を申請。

必要書類は、①出生届の写し、②出生届の写しの中国語訳、③予防接種済証明証、④子の日本パスポート、⑤台湾の戸籍謄本、⑥(提示)子の両親のパスポート

定居申請から6月以内に、子と共に台湾入国

移民署で定居証副本を原本に引き換える

戸政事務所で戸籍届出

外交部で台湾パスポートを申請

衛生所で母子手帳発行と児童手当申請

台湾パスポートで出国し日本帰国

さいごに

私は子供2人でしたが、1人目は自分の台湾在留ビザを取るのと同時にやったから大変で、2人目は何をどうやったかすっかり忘れてしまっていて、本当に大変な思いをしました。

インターネットに情報が少ないので、弁事処に聞いても毎回微妙に言ってること違うしで、ドキドキしますし。

もちろんご自身で最新の情報を調べられての前提ですが、この記事が参考になれば幸いです。

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