申請から2ヶ月…台湾の児童手当支給開始

国際結婚

随分ブログがご無沙汰になってしまいました。

歯痛で落ち込んだり、週替わりで家族内を回る風邪でやられたり、季節の変わり目で体調を崩していました。

嬉しい知らせ!

台湾家族から、今年の夏に手続した2人の子供について、児童手当の支給決定されたとのこと!

振り込まれてるのも確認出来て、手続が大変だっただけに、ホッとしました〜。

台湾の児童手当について、忘れないようにメモしておこうと思います。

↓「何が大変か」については、こちらの過去の記事をご覧ください。

台湾の児童手当、日本との比較

もちろんですが、国が違うので児童手当についても制度設計が、台湾と日本で全く異なります。

【台湾と日本の児童手当比較表】

※あくまで私の覚書です。改定もありますし、あってはいけませんが人によって細かい対応は異なりますので注意です(主に台湾)。

  台湾 日本
支給額 1人目、5000台湾ドル(約23000円)。2人目、6000台湾ドル(27000円)。3人目、7000台湾ドル(32000円)。 3歳以下、15000円。3歳以上、10000円。※台湾日本ともに月額。
対象 0〜5歳なって初めての7月まで 15歳の歳の3月(中学卒業)まで
支給方法 父母あるいは本人の郵便局口座 主たる扶養者の口座
支給開始月 基本、申請翌月 基本、申請翌月
遡及支給 会計年度中なら可能(だった私の場合) 絶対ダメ
失敗例 長期間、台湾に帰国していないと審査で落ちる? 申請を生まれた翌月にして、1ヶ月分不支給になった(悲しい実体験)。

今は記録的な円安だからでしょうか、1人目の時はそう思わなかったけど、今は、

「台湾の手当、めっちゃ高額やん…」

と驚きます。

以前より、支給額自体も増えるよう改定されたようですしね。

計算してみた、台湾と日本どちらが多くもらえるか

我が家のように、子供2人家庭の場合、台湾と日本どちらが児童手当が大きもらえるのか。

どうでもいい事ですが、計算してみました。

【台湾】

1人目:23000円×12ヶ月×5年(生まれ月により増減)=138万円

2人目:27000円×12ヶ月×5年(生まれ月により増減)=162万円

【日本】

1人目:15000円×36ヶ月+10000円×144ヶ月=198万円

2人目:同額(3人目からは少し増える)

日本は支給期間が長いので、支給総額は台湾より多いんですね。

児童手当の手続きで気をつけること

2人目が生まれたので、台湾に行って児童手当の支給申請に行ったのですが。

我が家は、その頃子供2人が闘病中だったので、台湾人の麻煩夫にお任せしました。

ワンオペ病児育児中に、麻煩夫から手続について何度も電話でやりとりして、頭が噴火寸前😅

同じ轍を踏まないため、気をつけること3点を、麻煩夫から引き継ぎました!😤

①児童手当の申請に必要な郵便局口座開設に、事前に備えるべし

上の比較表にも書きましたが、台湾では児童手当の振り込み口座は「必ず郵便局でないといけない」決まりがあります。

何で?ATMないです使いにくいです、が、国が決めたことなので。

そして、郵便局なので口座開設のハードルはとても高いです。

本人確認のために電話かけることも

父母の口座に振り込むことも出来ますが、台湾も日本と同じく赤ちゃんも口座開設出来るので、子供の口座を開設して振込先指定することにしました。

父母が2人とも行かないといけません、が、1人目の時は私が、2人目の時は麻煩夫が1人で行きました。

そういう場合は、嫌な顔されながら、それはそれは渋々に、郵便局員がパートナーに電話をかけさせて相手と代われと言われます。

今回も、郵便局員が麻煩夫の電話を使って、名前とか関係とか口座開設に納得しているかとか、英語で聞かれてドキドキしました。

基本「イエス」でいけるのではないかと思いますが。

赤ちゃんの身分証明書類がない場合

口座開設には、必ず2つの「台湾の」身分証明書が必要、子供は健康保険証は台湾現地で生まれたらすぐもらえるけれど、海外で生まれた子は6ヶ月以上経たないと保険証が受け取れません。

我が家の場合、1つ目の証明書類は戸籍謄本、でも、2つ目がない(台湾で生まれたら問題なし)。

郵便局員に「じゃあ海外の証明書類しかないね」と言われて、2つ目の証明書類を、日本のパスポートとしました。

日本のマイナンバーがいる場合も

すると、海外の書類を証明書類にする場合、マイナンバーが必要と言われる。

芋づる方式に、手続がややこしくなる…。

大人はマイナンバーカード持ってきてますが、赤ちゃんは作ってないから番号不明。

しかも、麻煩夫は何故か日本のマイナンバーの存在を知らなかったようで、「そんなの無いよ!」的に郵便局員と押し問答していたようで。

結局、身分証明書類の一つ(マイナンバー)の確認が出来ずに口座開設したので、次回台湾に行くとき、郵便局でマイナンバーを伝えないといけないらしいです。

え、口座開設出来るの?出来るんです、コレが台湾あるあるですね。

何故外国で口座開設するときに、マイナンバーがいるのかは、「課税が…云々」説明を受けましたが、私にはさっぱり意味が分かりませんでした🤨

②台湾にワンストップ行政サービスはない、日程に余裕を持っておく

口座開設のために戸籍謄本が必要だったので、麻煩夫は区役所にも同日行っていましたが。

児童手当の申請は戸政事務所で、その2つの役所が、けっこう距離があって大変だったそうです。

我が家の場合は、コロナで3年近く台湾入国できていなかったので、戸政事務所で戸籍と健康保険証の復帰もしないといけなかったので、「移動→待ち→移動→たまに口論→…」の繰り返しで。

事情を話すのも、手続も、同じところで1回だけにして欲しいものです。

③遡って支給されるから、急いで手続に行く必要はない

我が家は月末になって急いで手続に走りましたが、実際のところ、台湾は日本と違って児童手当は過去に遡って支給されるので全く急ぐ必要はなかったのです。

遡ってとは、例えば5月に生まれた子で、10月に申請したら支給開始月自体は11月だけど支給金額が6月分から支給されるということです(たぶん)。

流石に行政予算の関係で、申請が年をまたぐと過年分は不支給になります。

日本で申請が遅れて1ヶ月分が不支給になったことがあって…全然違う考え方で嬉しい驚きです。

約2ヶ月後、無事に振り込み開始されたようです!

無事に2人目も支給開始が決まったようです。

1人目も、コロナで入国出来なかった期間は戸籍が一時外されても、その間も支給が続いていて何と増額までされていたようです。

ありがたいですね。

さいごに

台湾の児童手当についてお伝えしました。

台湾は日本よりも少子化が進んでいるようで、子持ち世帯への補助が手厚いですね。

郵便局の口座開設だけは、待ち時間含め何とかして欲しい…。

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