先日、家族みんなで、麻煩夫の日本語語学学校の友人と会った時のこと。会話が弾んでしばらくして、やっと長女が友人に口にした言葉が
「何でそんなに日本語が下手なんですか?」
焦ったー!すごい冗談に捉えて大笑いしてくれたけど!親は平謝りですよ。
そのとき私は心の中で「いや君のパパの方が日本語危ういけどな」と思った。でも結局何を言いたいのか結論に辿り着く不思議。
今回は、そんな麻煩夫の危うい日本語の傾向と対策について、お伝えします。
前置き「ヘイトじゃ無いのでご理解を!」
まず初めに、これだけははっきりお伝えしておきたいのですが。うちの夫の麻煩夫は、ちゃんと日本語が喋れますし、日本語の使い方を馬鹿にしたいのでは、ありませんので。
「危うい日本語」は日本人でも誰でも有りますし、私だって変な日本語を使うときが多いですしね。
国際結婚夫婦あるあるーと気楽に読み進めてもらえば嬉しいです。
妻が1週間いないと日本語が下手になる
年末に私と子供たちだけ早めに帰省して、1週間ぶりぐらいに合流すると、めっちゃ寡黙な人になります。
会話すると、主語目的語が散らかっていたり、意味が取りづらい文章だったり。指摘しますが本人は全力で否定します。
毎日日本語使う会社で働いているのに、何故なんでしょう。
対策「会話を楽しもう!」
イライラしてはダメです。絶対に。
しばらく子供たちと会えなくて寂しかったのかなーと思うことにして、沢山自分から話をして、会話自体を楽しみましょう。
日本語の日常会話は実践あるのみ。
たまに漢字が間違ってる?
良くある中国語の字画が少ないスカスカのやつ、こちらは簡体語と言いますが、台湾は繁体語といって「雨ニモマケズ…慾ハナク決シテ瞋ラズ…」みたいな戦前っぽい漢字を使います。よく日本では旧字体とか言うけど、それとはまた違うみたいです。
麻煩夫もパソコンで日本語をタイピングする分にはいいけど、手書きだと途端に字画多めの漢字博士になります。
普段困ることは無いけど、子供の出生届の住所欄とか、後々残るものに「〇〇縣」とか書かれると何かちょっと気になります。
対策「事前打ち合わせ必須」
事前に入念に打ち合わせが必要です。
「これをこうして…」と手順で説明するより、大事なことはLINEやメールで文章化した方が分かりやすかったりします。家族の間柄、でも。
漢字問題もこれで大体解消するかも。
これに関して、この間知人が南米の方と英語で意思疎通できなくて、仕方なく文章で書いて見せても「だから言ってることは分かるけど、やりたくないんだ!」と逆ギレされたことを思い出した(つまり英語は通じてはいたけどポリシーに反するので出来なかったと)
台湾の繁体語もアイデンティティみたいなものだから、こうじゃなきゃダメとかあるのかも?今度聞いてみよう。
文章に主語がない「入る入る事件」
本日はコレで私がキレてしまいました。晩御飯どきってバタバタしてイライラするんですよね。
子供たちとお風呂から上がってきた麻煩夫、洗濯籠抱えて洗濯機回してくれる様子です。
入る?
「あー私のパジャマ?洗ってもらおうかなー」と台所で脱ぐ私。
入る?
「あー洗濯機パンパンだよね、パジャマは次に洗うのでいいよ」
そこら辺によけとく( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
大事に扱えーい。そして裸で調理する私…。
で、入る?
「だから何に入るねん!主語を言って主語を」
そんないちいち説明しないと伝わらないの?またイライラしてるやんー
結局何が言いたかったかというと
「お風呂上がったから次入ったらどう?」
だったそうです。
何度も言います、イライラしてはいけません。
対策「相手の話を聞こう!」
人の話はちゃんと聞きましょう。思い込みで無駄に口論をしてはいけません。
カタカナ間違いについて
麻煩夫は結構パソコンとかIT理系関係に詳しい(オタク?)なので、やり取りにカタカナが良く出る。
のに、結構毎回間違ってるから気になる。
仕事大丈夫かなぁ?
テレビに出てる日本語ペラペラの外国人の人も、カタカナの発音が英語っぽすぎて逆に何言ってるか分からないときも。とても、難しいんだろうなと思う。
仕事にも支障出るから勉強しなおした方がいいと思うんだけど麻煩夫は「カタカナは不要」と謎の理論を展開しています…。
対策「大きな心で」
間違ってても分かるのであれば聞き流しましょう。
訂正すると「日本語はやっぱ変」と反論されるので、家庭内平和のためにも聞き流す時も、あっていいのでは。
さいごに
ずーっとモヤモヤしていたことを文章化するとスッキリした!
麻煩夫が自分の娘から「日本語が下手」と言われる前に、いっしょにまた勉強せねばと決意を新たにしました。
後は本人のやる気次第!
↓応援お願いします
にほんブログ村
コメント