海外旅行はコロナで行けない、そんな感覚ありますよね。
でも、「行けない」わけではなく、①ワクチン接種証明書、②コロナ陰性証明書、があれば渡航できる国は多いです。
多くの国が観光客受け入れを進めていて、ワクチン接種も陰性証明書も不要な国もあります。
前回の記事で書きましたが、私たち家族は夏に台湾に渡航するため、そろそろ渡航準備をしたいと思います。
本記事では、台湾に渡航するための条件について、コロナ陰性証明書の発行機関をまとめました。
なお、海外渡航条件は日々刻々と変化しますので、必ずご自身で調べてから準備してください。
台湾渡航条件
2022年5月21日時点で、台湾渡航は制限があります。
台湾渡航条件① 台湾人かビジネス渡航者であること
2022年5月21日時点での、台湾渡航条件ついては、外務省のHPを参照してください。
抜粋すると、以下のとおり。
2021年5月19日0時から、台湾の有効な居留証を所持しない非台湾籍者の入境を原則停止。ただし、①緊急・人道案件、②台湾人の配偶者及び未成年の子女、③台湾の居留証を所持する外国籍者の配偶者及び未成年の子女、④教育部が許可した留学生、⑤ビジネス(視察、投資、契約履行、招聘等)目的の者は、台湾の在外事務所へ特別入境許可を申請することができる。
外務省のHP
台湾渡航条件② 入国後「7日間の隔離」
2022年5月21日時点での、台湾入国後に必要な隔離期間ついては、日本台湾交流協会のHPを参照してください。
(2022年6月15日から、在宅防疫隔離日数の変更等がありました。在宅検疫の日数が3日に短縮。ただし防疫ホテル利用の場合は、変わらず7日間のホテル入居が必要。)
抜粋すると、以下のとおり。
一、検疫日数及び場所
(一)
在宅検疫の日数は7日間とする。入境日を0日目とし、8日目から7日間の自主健康管理期間を継続する。在宅検疫の日数が3日に短縮。ただし防疫ホテル利用の場合は、変わらず7日間のホテル入居が必要。(二)自宅又は親戚・友人宅において「1人1戸」を原則とする。各戸(家)で「1人1戸」の検疫条件を満たせない場合は、防疫ホテルに滞在して、7日間の検疫期間を終わらせなければならない。
日本台湾交流協会
台湾渡航条件③ PCR検査は「搭乗日含まず2日内に検査したもの」
2022年5月21日時点での、台湾入国に必要なPCR検査については、台北駐日経済文化代表処のHPを参照してください。
抜粋すると、以下のとおり。
報告の形式については、紙の原本、コピー或いは電子版報告。
以下の内容を記載したもの:
人定事項(パスポートに記載された氏名の他、パスポート番号或いは生年月日)、
検査内容(COVID19或いはSARS-CoV-2)、
検査法「PCR、Real-Time PCR、RT-PCR、RT-qPCR (Quantitative Reverse Transcription PCR)、NAA(Nucleic acid Amplification)、NAAT(Nucleic acid Amplification Test)、NAT(Nucleic acid Test)、LAMP(Loop/Mediated isothermal Amplification)或Molecular Diagnostics」、
検査結果(Negative或いはUndetectable)、
検体検査日、
報告日及び医療機関の情報。
報告書の使用言語については、原則上は中文や英文。但し、出発地の公用言語で記載の場合、チェックイン時に航空会社が上記の内容を判読できるものに限っては可能。
台北駐日経済文化代表処のHP
コロナ陰性証明書はどこで発行する?
さて、台湾に渡航するためには、コロナPCR検査陰性証明書が必要なことが分かりました。
台湾渡航の場合、最大のポイントは「搭乗日含まず2日内に検査した」PCR検査結果が必要という点です。
搭乗日当日の検査もダメ、搭乗3日前の検査もダメ、よくある郵送でのPCR検査はできないと考えます。
私は、当日午後に、地方から羽田に飛んで、翌日早朝に羽田から台湾に飛びます。
ですので、前日午後に羽田空港近くで検査して、その日中に陰性証明書を発行してもらえるところを探します。
以下、出国前の空港近く(今回は羽田空港)で来院検査ができる医療機関を調べてみました。
羽田空港周辺での海外渡航用PCR検査場
神田北口クリニック
来院検査は、13,000円(税込み)。
平均3時間で陰性証明書発行可能で、当日21時までに証明書発行可能だそうです。
陰性証明書は、英語で発行可能、パスポート番号や生年月日なども記載されます。
HPには、台湾渡航にも対応した旨実績が書いてあり、間違いがなさそうです。
何よりダントツに安い!
ただ、羽田空港からだと電車で40分くらいで、子連れには移動が辛いのと、小心者ですので都内中心に移動するとコロナ感染のリスクが心配で…。
東邦大学羽田空港第3ターミナルクリニック
来院検査 20000円(税込み)。
PCR検査結果の記載事項が、HPにしっかり書かれているので、台湾渡航に対応しているであろうことが事前にはっきりわかりました。
記載事項は、
https://pcr.toho-haneda.org
・新型コロナウイルスの検査証明書であること
・パスポート通りのお名前
・性別
・パスポート番号
・生年月日
・クリニックの診察券番号
・検査の種類(real time – RT PCR と表記)
・検査結果が陰性であること
・検査のデバイス
・検体採取日時
・結果判明日時
・証明書発行日
・医師名
・医師の署名
・クリニック名
・クリニック住所
・電話番号
・公印押印
結果が出るまで2-4時間
ターミナル内にあるのは、安心ですが、あまり安くない印象です。
でも、当日中にPCR検査結果が必要な場合、ここ一択しかないように思います。
Tケアクリニック
来院検査は、 22,000円(税込み)。
JALの「PCR検査のご案内」に紹介記事が載っていて、当日発行ができそうです。
以下、HPより抜粋。
最短当日の検査ならびに陰性証明書の発行が可能です。ご利用便の出発時刻をご確認いただき、クリニックにお申し込みください。
JALの「PCR検査のご案内」
150か国以上の陰性証明書を発行。
ハワイ州推奨医療機関で東京・大阪の2か所で来院・宅配検査可能!土日祝も営業。
ただ、当日発行のためには午後2時半までの検査が必要で、私の場合、地方から羽田への飛行機到着が間に合わないので、候補から外しました。
にしたんクリニック
来院検査は、15,400円(税込み)。
「にーしにしにしにしにしーたん」のCMで有名ですよね!
こちらもJALのHPに案内がありましたが、台湾渡航についてはクリニックHPに
採取日からご出国までの時間が非常に短いため、WEBでのお申込み受付を停止しています(2022年1月4日現在)。
https://pcr.nishitanclinic.jp/negative/country.php?ad=jal
ご希望の方はお問合せ窓口までご連絡ください。
とあるので、台湾渡航には対応していないとします。
医道五十三次クリニック
来院検査 は、15,000円(税込み)。
検査費用は、比較的安くていいなと思ったのですが、クリニックHPに、
午前中ご来院で当日18時頃までに。午後にご来院の場合は翌日13時までにお伝え致します。
来院検査は、当日14時半までの唾液引き取りで、当日18時までに電話で結果をお伝え。メールで検査結果通知。
https://pcr-takanawa.com
とあるので、私の場合は午後2時半までに来院するのが無理そうなので、検査結果が間に合わないと判断し断念しました。
木下グループ
来院検査は、9,800円(エクスプレス検査・税込み)。
羽田空港では一番有名で、利用者も多いように思います。
安さは他に例を見ないですね、しかも空港内にあり、エクスプレス検査なら30分で結果が出るというのも魅力です。
でも、陰性証明書はカスタムできないのと、記載内容が限られているので注意が必要です。
検査結果の案内https://covid-kensa.com/haneda.html#pdf_sampleにサンプルがあるのですが、陰性証明書に、生年月日の記載がないため、台湾渡航に使用できないと思います。
さいごに
PCRの陰性証明書が発行できる機関は沢山ありますが、海外渡航に対応しているか、当日中に証明書が発行できるか、で見るとかなり限られてしまうことが分かりました。
都内の場合、どこも大体「当日受け取りには、午後2時半までの検査が必要」というのが、多く目にとまりました。
検査を外注している関係でしょうか?
台湾渡航の条件と、陰性証明書の条件は非常に厳しいことが分かりました。。。
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